参照:まず、ここが丁寧で分かりやすい。
ヒープとスタック†
メモリには
- ヒープと
- スタックがあって
ヒープはnew(alloc)して確保するのに使う。スタックは関数呼び出しで確保するのに使う。
スタック†
関数を呼び出すと関数ごとにフレームという単位でスタックに領域が確保される。
main() { a(); } a() { b(); }
とすると
+------+ | main |↓下向きに積まれるとして +------+ | a | +------+ | b | +------+
関数ローカルな変数がここで確保される。
ヒープ†
動的にメモリをallocするのに確保する領域。クラスをnewしてインスタンス化するものはすべてここ。
+--------------------+--------------------+ | New Area | Old Area | +---------+----------+ | | Eden | Survivor | | +---------+----------+--------------------+
New領域とOld領域†
ヒープ領域もいろいろありNew領域とOld領域がある。
短命なインスタンスはNew領域で済ませたい、ということがあり頻繁にnewしては破棄するならNew領域が大きいほうがよい、ということになる。が、Old領域が少な過ぎてもフルGCがはたらきやすくなるので宜しくない。
-XX:NewRatio=2
New領域に対するOld領域の割合を指定する。この場合 New領域:Old領域 = 1:2 になる。
Eden領域とSurvivor領域†
New領域もいろいろあり(またか)Eden領域とSurvivor領域がある。
New領域のなかでさらに効率化するための仕組み。Survivor領域の割合が小さいとOld領域に行きやすくなる。
-XX:SurvivorRatio=8
Survivor領域のFrom空間とTo空間に対するEden領域の割合を指定する。この場合 Eden領域:Survivor領域 = 8:(1+1) になる。