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はじめに

ぐるなびやFOOMOOを見てみると、 かなり考えた構成をしているのが分かります。 どうしたらユーザにとって 直感的な検索インタフェースになるかを考えてみます。 ここで言う「直感的な」とは、 意識を妨げることなくかつステップが苦にならないさまを言っています。

検索軸

今どきキーワード検索が当たり前のように思えますが、 ぐるなびやFOOMOOなどに代表される一覧系情報の検索においてはそうでもありません。 つまり、ぐるなびやFOOMOOなどで 「笑笑」などテキストを入力して検索することはないのです。

ではどのようにユーザは検索をするのかと言うのが、検索軸です。 ユーザは、東京を指定して、さらに新宿に限定し、 和食を選ぶことで店舗の一覧に行き着きます。 ここで検索軸はふたつ存在しています。

  • ロケール(東京、新宿)
  • 料理(和食)

軸選択とプライオリティ

検索軸はいくつか存在しますが、 あらゆる軸を並列にして好きなようにそれぞれ選択してね、 という構成にはなっていません。 複合する検索軸はせいぜいふたつですし、 ロケールは必須の検索軸になっているようです。 ぐるなびやFOOMOOなどでは、 ユーザにお店まで足を運んでもらうことが必須ですから、 ロケールが必須なのもうなづけます。 また、ロケールの選択だけで店舗の一覧に到達できるのもおもしろい点です。